Life of a soliloquy

Life of a soliloquy

素人音楽作家、イシカワの日記です。

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同じ景色のように見えて、まるで変わってしまったその世界
歩き方もわからない、どこをどう歩いていけばいいのかさえ分からない
否応なしに彷徨い込んだ混沌の世界で理由がわからぬまま
歩いてきたその軌跡といったものを表しています。
彼がその時感じた苦しみや絶望を全て理解する事など出来ないけれど
自分の経験した一番似通った記憶を遡り
自分の蓋した苦しみをこじ開けて、苦しみ抜いて作った一曲。
誰かの為に音楽を奏でるというのは、身を傷めつけ震わせて旋律を導き出す。
つまり命がけの行為なのだと思います。

LIFE OF ONE'S OWN

- 30 Metaphor Music for Road to Edge of Life

4.足跡・彷徨の随(あしあと・さまよいのまにま)

Vagabondaggio in Unicerso Parallero

「生き残ってしまった」と思わねばならなかったあの朝を。
抗い、もがき、ぶつかり、傷つきながら、帰るべき場所を信じたあの日々を。
元の景色は必ず戻る、戻してみせると信じながら。
だれとも分かり合えぬさびしさを、何者にもなれない孤独を。
苛立ち、戸惑い、迷いながら

ばらばらに散らばった記憶のカケラをかき集め、

地の底から這い上がってみせると歩んだその軌跡。